事件を解決する二人の名コンビ
何の気なしにAmazonPrimeで見つけたドラマ。
1930年代の上海、警察学校を優秀な成績で卒業した新卒1年目秦小曼、難事件を解決する一匹狼の名探偵罗非。2人の凹凸コンビが次々現れる事件を解決していくストーリー。公開年は2021年。全24話1事件が前編・中編・後編の3話セットが一つのストーリになっているので、8話分程度ある。1話が40分程度あるので、割とさくさく進む。
すべての事件が前編・中編・後編になっている。
- 新人刑事
- 消えた恋人
- 彼岸花
- 怒れる花海堂
- 連続放火
- 微笑む黒衣の女
- 山頂の迷宮
- 上海、危機一髪
上海の街並み、美しい装飾
1930年代の上海の洒落た街並みが素敵すぎる。ネオンが光る街並み。綺麗に着飾った貴婦人や洋装を来た男性。中華風の建築に加えて、洋風の素敵な装飾が素敵。アンティークな装飾や舞台セットにこだわりが感じられて好きすぎる。可愛いすぎる。主人公二入が止まっているサリバン・アパートメントの内装や配置されている品も素敵すぎて、めちゃくちゃいいところすぎた。
主人公の女性がかっこいい
最近はやはり女性が社会進出が当たり前になってきたせいか、そういった女性や男性といった固定概念を打破していく世の中の動きを感じてか、かっこいい女性が描いているドラマが多いように思う。あまり男性と体力的に互角に戦う女性を普段見慣れているわけではないけれど、ドラマとはいえやはりかっこいい女性は憧れる。
まとめ
20代以降の年齢で本格派ミステリーが好きな人にはお勧め。
ミステリードラマのせいか、銃撃戦や火災など若い年代が見るには刺激が強いかなと思う場面は多々あるの年齢指定。一方で、ちゃんと謎の仕掛けも工夫されており、一つ一つの事件は3回で完結するものの、ドラマ全体を通した大きな謎はずっと気になる存在を出しており、脚本がとっても面白い。10年前にはあまりなかったドラマだなと思った。個人的ににはドラマの短編の最後にある小劇場が面白い。
特に第15話の番組小劇場が好きで、中国語方言で茶番をするのだが、この方言の感じがわかったらもっと楽しいんだろうななんて思った。訳すときは関西弁で訳されていたけれど、その土地の方言のイメージというのはその国をよく知る人だからこそわかる醍醐味な気がする。標準語も勉強しないといけないけど、方言も学びたいな。
続きがありそうな感じなのだが、5年経っていることを見るとないんだろうか...悲しい。